- 2014年5月 5日 13:03
私はジャガー(車)は嫌いではない。
今は別として、剛性が無くて故障が多い車の代名詞みたいな印象で日本では人気がないが嫌いではない。
一つはその上品な雰囲気にある。
豪華でも華麗でもないが、何となく上品なイメージが大人っぽいではないか。
ボディサイズの割に広くはない車室内も、荷や人を沢山積む用途として考えたら認められないだろう。
ジャガーの歴史は1930年頃に始まる。
霧のロンドン、ロンドンの霧はいわゆる水蒸気のそれではなく石炭の大量消費時代が生んだスモッグの事でもあるのだが、その1950年代にはレーシングカーも作り始める。
大気汚染の深刻化で健康被害死者も続出し、スモッグによって車の運転が出来ないほどだったという。
それから50年、中国では同じような事が起き始めている。
その1950年代からの30年位がジャガーの元気な時代だった。
が、その後経営状態は悪化する。
ジャガーがフォード傘下になり、パーツ共用化などのコストダウンが進められた。
ジャガーが丈夫になったと言われた頃だが、デザインテイストにも変化が現れたと思う。
小型車生産にも力を入れて市場規模拡大を行ったが、同時にイギリスから自動車メーカが消える事にもなった。
親会社のフォードの経営不振は米国の経済状況悪化もあり、ジャガーはまた売られていく。
現在はインドのタタグループの傘下である。
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