- 2014年5月16日 11:07
スマートフォンの販売台数、iPhoneの優遇率が下がって一気に売れなくなった。
SBMなど総合ランキングではかなり下の方に行ったわけで、つまりは販売が正常化したともいえる。
そもそも加入者数が少ない(実質加入者数はかなり少ない)のに販売ランクで上の方に来るのはおかしい。
確かに純増数は稼げていたが、それはオマケを契約させていたに過ぎない。
まあ転売だとかが暗躍していたというか、販売正常化でiPhoneの中古価格も持ち直したりして。
販売が正常化すると廉価版のiPhone5cも意味が出てくる。
これまでは何でもかんでもタダだったのだから、それより安いモデルを作ったところで魅力はない。
次期iPhoneで画面が大型化されれば、今まで(小さくて)使いにくいなと思っていた人に買い換えが起きる。
デザインも変われば新鮮味も増すので代替率は上がる。
ここで困るのがSBMで、ドコモやauへの流出を止められないのではないかと見る向きもある。
実際SBMの第4・四半期は減益になってあり、それを受けていち早くキャッシュバック額の縮小に踏み切った。
消耗戦となったiPhone売りとMNP競争でSBMはいち早く音を上げてしまった。
接続率だ何だと言ったって実際に使いにくいものは使いにくい。
※「ただ、過去のイメージを払しょくするにはそれなりに時間がかかるので、ネットワークでの差別化にはつながっていない。…」
いくらナンバーワンだと吠えたところで使いにくいと感じた人は移動していく。
もちろんこれを見越して契約者数の発表をやめるとSBMは言い始めたわけだ。
覚えているだろうか、SBMがVodafoneを買収した当時の料金体型迷走を。
挙げ句の果てに他社の料金を真似する策にでた。
しかし今はこう言っている。
※「…料金もコピーされやすい中で、どう差別化するかは悩ましい問題だ」
次世代サービスを推進出来ない事情はこんな所だろうか。
※「…設備投資が下がってきて、EBITDAがそれなりの成長があれば、絵は十分描けている」
※「…2015年度以降は設備投資が下がっていく…」
9兆円を超える負債を処理していくためには設備投資額の抑制が必要なようだ。
VoLTEやCAが本格化する2015年度以降は、よりいっそうの設備投資が必要だと思うのだが…
※http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPKBN0DV04S20140515
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