- 2014年6月15日 13:08
今や各所で使われているワイヤレスマイク、高性能化したのは標準規格が出来てからかもしれない。
一部ではディジタル化も行われているのだが、ディジタル化を行うと遅延が問題になる。
アナログワイヤレスマイクであれば遅延はマイクロ秒オーダだが、ディジタル化となるとミリ秒の時間がかかってしまう。
総務省は3mS以下であれば不自然さをさほど感じないと言うが、演奏家などではこの遅延でさえも気になるという。
もっとも大気中の音の伝搬速度からすると3mSは小さな値だと思うのだが、どうなんだろう。
ワイヤレスマイクは800MHz帯を使っているが、移行プログラムに沿って今後は1.2GHz帯へと移る事になる。
実は800MHzでも同軸ケーブルの損失が問題になっていて、時に数百メートルもケーブルを引っ張らなければならない用途では太い同軸ケーブルを使わざるを得ない。
しかし太いケーブルは取り回しが悪いし質量も嵩む。
現状でもワイヤレスマイクの電波を受信するアンテナ直下にLNAと周波数コンバータを置く方法が使われている。
BS受信機同様にIFに落としてケーブル伝送する。
IF周波数対は様々なのかも知れないが、Panasonicでは180MHz帯に落としていたかな。
普通に?考えるとダウンコンバータ内に局発を持ち、アンテナ入力とその局発の差分の周波数をIFとする。
しかしワイヤレスマイク用は受信機からローカルに当たる周波数の信号をDCと共に重畳してケーブルに乗せ、ダウンコンバータはその信号をローカルとして使う。
ケーブルやコネクタにも非線形特性があるのでそういった様々なパッシブな物体が周波数変換をしてしまうような気もpするのだが、レベル差とFMである事で問題にならないのかも知れない。
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