- 2014年8月 7日 11:11
ソフトバンクはTモバイルの買収を断念したのだとか。
口先作戦は米国では通用しなかったようだ。
今後のTモバイルの勢いがいつまで続くのかという問題はあるが、Tモバイルの資金が続けば冬頃にはスプリントはTモバイルに抜かれてしまう。
逆に一部報道にあるように資金が底をつけばスプリントを抜くことは出来ない。
ソフトバンクがスプリントを買収し、様々な回復策を行うも今ひとつぱっとしない。
日本の利用者のように簡単には騙されてくれなかったのか、いやいやTモバイルのカネばらまき作戦に米国人は乗っている。
スプリントもカネをばらまけば加入者は増やせる。
カネのばらまきならソフトバンクは得意ではないか。
しかし「実質」ゼロ円などと言う紛らわしい広告は米国ではヤバい。
ソフトバンクのもっとも得意とする営業方針が通用しないのだ。
それでも市場予測よりは純減数が減少、携帯電話ではなくタブレット契約で加入者数の減少を抑えた形だ。
米国人はどう見ているのか。
http://kihara-in-us.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html
Vodafoneドジョウの次、二匹目は上手く捕獲出来なかったと言う事だろうか。
スプリントはiPhoneを扱う際に相当量の台数コミットを要求され、その在庫コストと設備投資費用が資金難の元になった。
スプリントは大手2社に比較すると圧倒的に弱く、プリペイドなどが契約の中心になるがその分野ではMVNO事業者との競合が起きる。
スプリントが大手2社に追いつくのはまず不可能である。
孫さんは「大手と戦うにはTモバイルが不可欠」「スプリントを立て直すにはT-Mobile USが必要」と何度も繰り返していた。
日経ビジネスは「スプリントはアメリカ市場で一人負け状態であり、「いま、スプリントを選ぶ理由が見つからない」(サンフランシスコ在住日本人)というほど、魅力を失っている」と書いている。
別会社を使ってTモバイルを買収し、その後統合という日本式の誤魔化しも難しそうだ。
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