- 2014年8月16日 13:11
江戸川の花火大会の様子がITmediaで紹介されていた。
ドコモとauは1台の移動基地局車を、SBMは何と4台も動員したそうだ。
これは、あのCMのように「移動基地局車を頑張って沢山出したから通信出来るんですね」なんて花火をバックの映像を撮りたかったのかも。
しかし現実は厳しかった。
LTEは全滅で3Gで低速通信が出来るにとどまったという。
あの辺りがLTE帯域をどのくらい取っているのか分からないが10MHz幅位はあるのではないだろうか。
さらに移動基地局4台でマイクロセル展開すればかなりの容量が得られるはずだ。
だが実際には通信が出来なくなったと言う事なので、移動基地局が稼働していなかったのかも知れない。
LTEで通信が出来ない場合には3Gに落ちると思うのだが、その接続拒否すら出せなくなっていたとも考えられる。
LTEってBCCHで全接続拒否みたいな事は出来なかったかな。
いずれにしても実加入者数の少ないSBMでLTE全滅、しかも移動基地局車を4台も出して駄目だというのだからトラブルだろう。
見通しの良い河原に複数台の簡易基地局を設置するのは無理もある。
セルのオーバラップが無視出来ないのと大型アンテナが使えるわけではないのでその制御が難しい。
複雑な立地やビルの陰などがある場合、あるいは単独局ではカバー出来ない広さの場合には複数局(と言うよりも複数アンテナ)が有効だが、そうでないと混信が避けられなくなる。
従ってキャパシティに余裕のある1局を設置した方がトラブルは少なくなる。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1408/13/news032.html
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