- 2014年8月26日 11:08
ドコモが中国で行った実験が報道された。
5GHz帯の無線帯域を使ってLTE伝送を行うというもの。
単に通信方式を変えたのみであればそれまでの話なのだが、実はこれだいぶ前から検討されているものなのだ。
WiFiはローカルエリアで使うものなので複雑な呼制御は行われない。
しかしLTEとなればハンドオーバも出来るし課金も出来る。
そう、この課金の部分が問題なのだ。
移動体各社はパケット使い放題から制限付きのプランに移行した。
これまでの定額制ではパケットはカネにならないものだったが、準従量制だとパケット代が収益を押し上げる。
このカネになるパケット通信を無料のWiFiで使わせることはないだろうと言うことなのだ。
データオフロードだとしてWiFiを積極的にアピールする事業者もあるし、今や各社共にWiFiでのサービスを提供している。
しかし通信事業者たるもの免許された帯域でパフォーマンスを出すのが仕事だろうと言いたい。
確かにWiFiの方が安価だしソフトバンクにしてみればADSLの回線数確保とか、使い道のない1.5GHz帯の利用などの目的もある。
しかしそれによってSBMのLTE化が遅れているのは事実だ。
LAAも良いのだが無線LAN帯域とは別の周波数を割り当てた方が良い。
ただでさえも混雑している無線LAN帯域を商売に使うのは正しいとは言えない。
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