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自動化


  • Posted by: F&F
  • 2014年8月28日 11:10

自動車の衝突防止アシスト機能などが一般的になった。
機能が完全ではないので過信は禁物だし、誤判定による急ブレーキなどもある。

この辺りはセンシング技術などの進化によっていずれは解決するのかも知れないし、追突や衝突防止効果が誤判定のデメリットよりも大きければ実装の意味はある。
自動運転化に関しての研究も進んでいるが、人間や自動車の密度の高い日本の道路ではなかなか難しい。

自動で出来ることを出来るだけ機械にやらせるというのは航空機でも同じだ。
航空業界ではパイロット不足に悩んでいるのだそうで、さらなる自動化が求められる。
パイロットが不足するのは要請に時間とコストがかかるためで、一説によればパイロット1人を要請するには数千万円のコストがかかるのだとか。
従って企業側としてもモノになる人材を、出来ることならばパイロットを中途で採用したいと考える。
結果として狭き門が余計狭くなり、そしてパイロットが不足する。

航空機は水平飛行時にはオートパイロットで飛んでいるのだが、離着陸は人間の判断が多く介入する。
また定常時ではなく非常時の判断にも多くの経験が必要とされ、誰でも運転出来るというものではない。

軌道を走行する電車などの一部は自動運転のものもある。
横浜市営地下鉄はワンマン運転だったかな。
ワンマンと言っても「今日は飛ばしてやるぜ!」と運転士が勝手にするわけではない。
運転士が車掌も兼務するわけだ。

結局の所運行コストに占める人件費の割合が大きいのが問題だ。
市営地下鉄だから特別だろうと言われてしまえばそうかも知れないけど。

いずれにしても自動化が進んで特別な技術の必要性が薄れれば人員不足の心配も少なくなる。
技術開発よりも人件費が安ければ人間を使うが、そうでないとすれば自動化技術が発達する。

   

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