- 2014年8月30日 12:13
他社に遅れる形でSBMもアプリ取り放題サービスを開始した。
この手のサービスはいわばiモード網での囲い込み時代の名残的な感じでありSBMが苦手とする分野だ。
iモード全盛時代にはEMと共にiモード網を解放しろなどと、無茶を通り越した理屈を展開していた。
何故かと言えば顧客数の少ないSBMにはコンテンツプロバイダが興味を示さなかったからだ。
最初にSBMケータイを契約した時に、そのコンテンツの少なさに驚いた。
SBM使いに言わせるとこんなにあるじゃないかというのだが、ドコモやauとは比較にならないほど少なかった。
しかし自力でコンテンツプロバイダを集める事が出来ず、そこに登場したのがiPhoneだったわけだ。
iPhoneはAppleがアプリから何から何まで提供してくれるのでSBMは何もしなくても済む。
しかし反面、囲い込み効果もないしアプリの売り上げを吸い取れるわけでもない。
幸いにしてiPhone自身がSBMの囲い込み効果を担ってくれていたのだが、今はそれも崩れた。
そこで孫さんはAndroidはSBMが一番売っていると言ってみたものの、誰一人それを信じるものは居なかった。
Android新機種を発売したくてもiPhoneイメージが強いSBMでそれが売れる公算はなく、メーカは見向きもしない。
移動機メーカのみではなく他の日本企業もソフトバンクとの取引には消極的だ。
中国や韓国関連企業と仲良くしているのはその辺りにもある。
そしてそれが更に国内企業とのギャップを広げる。
続く…
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