AppPass(3)

AppPassの入会者数を増やすための作戦も進行している。
従来型ケータイの時にSBMは、ユーザの利便性のためとして暗証番号の入力を廃した。

全てそうしたかというと違っていてMySoftbankはパスワードが必要だった。
ユーザ利便性というのならばどちらのパスワードも廃するべきなのだが、SBM的には区別している。
つまり、有料サービスなどSBMが収益を上げる事が出来る部分のパスワードを無くしただけなのである。

同じ事がAppPassでも行われていた。
そればかりか、一見するとプレゼントキャンペーンへの応募画面のように見える。
しかしここをタップしてしまうと問答無用に「ご加入有り難うございました」になる。
しかも加入が先でキャンペーンへの応募が後なのだ。
悪質エロサイト並みなのだが、この辺りにもSBMの苦しさが見て取れる。

auの場合はスマートパス加入前に有料購入したアプリを、スマートパス加入後にアップデートしてスマートパスをやめるとその有料アプリも勝手に消去される事になっている。
SBMがどうなっているのかは定かではないが、そっくり真似したとすれば同じなのかも知れない。
SBMのアプリ取り放題はiPhoneでは使えないのだが、加入は出来たりして。

他にもパケット制限の解除などもSBMは簡単に出来る。
簡単にパケット料金を青天井に出来ると言う事だ。
こうして1兆円の利益を稼ぎだそうとはしているが、内情は相当厳しいと思われる。

続く…