- 2014年9月 2日 13:09
今でこそ高周波系は50Ωが使われているが、過去には75Ω系も使われていた。
75Ωはダイポールアンテナのインピーダンスがその位だからと言う事だったのかも知れない。
アマチュア無線用としても75Ω系は使われていたしTV関係は300Ωの平衡フィーダか75Ω系の同軸だった。
300Ωの平衡フィーダは同軸ケーブルよりもインピーダンスが高いので伝送損失が少なくできるメリットがあった。
銅線も少ししか使わないので安く軽かったのもメリットだったのだろう。
スペアナやSGにしても75Ω系のものが少なからずあった。
中にはインピーダンス切り替え式のものも。
インピーダンス切り替え式と言えばアマチュア無線用のSWRメータにも切り替えスイッチ付きがあった。
同軸構造の方向性結合器のインピーダンスを変えるためには中心導体と外側導体の内径の比を変えなければならない。
これがスイッチ一つで出来るとは思えないしなぁと考えていたがそのうち忘れてしまった。
最近になってその当時のSWR系を見る機会があった。
同軸構造は中心導体を覆う鉄板?で構成されていた。
結合度を上げる為なのか中心導体とピックアップ用のラインは近い。
問題のインピーダンス切り替えはそのピックアップ用のラインの片側、ダイオード検波器の反対側に付けられた抵抗値を切り替えている。
ダイオードは金属管の中に入れられてシールドされている。
結合器側の終端抵抗を切り替えると何が起きるのだろう。
結合ラインのインピーダンスというか結合度とでも言うのか、それは変化すると思う。
でも今ひとつよく分からない。
文字で書いても分かりにくいと思うが、以下のページにある写真のRが切り替えられているのだ。
http://take103.blog.fc2.com/blog-entry-42.html
下の方にオスカーブロックの写真があるが、これがまさしく切り替え式である。
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