- 2014年10月11日 12:11
通話料節約のための楽天電話だが、移動体通信各社が完全定額制になれば意味が無くなってしまう。
競争力を維持しようと3分以内の通話は全てゼロ円のトライアルを開始した。
楽天によれば、「ユーザーの84%は通話が3分以内」「74%のユーザーが携帯電話通話料金月々2000円未満」だそうだ。
それが本当だとすれば利用者の残り16%から代金を徴収しなければならない。
通常契約では30秒/10円だが"3分0円プラン"では2倍の30秒/20円となりこれは楽天電話を使わない場合と同一だ。
従って通話の多いユーザはこのプランを利用しない。
通話原価が30秒/4円だと仮定する。
2,000円の通話料を使う利用者は50分の通話をすると思われる。
30秒/4円の原価だけを使う84人の利用者は33,600円(最低は無通話の0円〜最大は30万円以上)を消費する。
残りの16人は30秒/16円の利益をもたらしてくれるので、ライトユーザと通話時間が同一だとすると最大25,600円を払ってくれる。
最大で計算、つまり50分間の通話を1回したと計算しても赤字になる。
楽天なりに計算して利益の出る線が「3分以内ゼロ円」なのだろう。
つまり3分で通話を終える利用者はそう多くないのではないのか。
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