- 2014年11月15日 12:07
SGに関しての質問を頂く事もあるので知っている範囲で書いてみる。
オークションなどで見かけるものでいじった事のあるものは以下のような感じだ。
【アンリツ】
MG3631A/MG3632A
アナログ変調オンリーの基本的なSGで、SSBノイズ最小値は-133dBc/Hz(10KHzオフセット)だ。
MG3631Aは1040MHzまで、3632Aは2080MHzまで0.01Hzステップで出力出来る。
この時代のSGとして小型というか薄型なので邪魔になりにくい。
中古だとスイッチのチャタリングや接触不良などが起きやすい。
MG3633A
アナログ変調オンリーの基本的SGながらSSBノイズは-145dBc/Hz(20KHz〜300KHzオフセット)とローノイズだ。
2.7GHzまで0.01Hzステップで出力出来るが大きくて重いのが難点か。
中古だとスイッチのチャタリングや接触不良などが起きやすい。
MG3670(1)(2)A/B/C
ディジタル変調専用SGでアナログ変調機能は有していない。
アナログI/Q入力があるので後はお好きにと言う感じ。
SSBノイズは-120dBc/Hz(100KHzオフセット)と余り良くない。
【HP】HPは品種が多くて書ききれない…
8643A/8644B/9664(5)A/B時代のもの
MG3633Aに匹敵する大きさと重さである。
MG3633Aよりは多機能だがSSBノイズは-120dBc/Hzから-135dBc/Hz(10KHzオフセット)である。
周波数設定のステップは0.01Hzだ。
この時代アンリツは液晶パネルも使っていたがELも使っている。
液晶パネルはバックライトの寿命が気になる所だが修理出来ないわけでもない。
ELの方はパネル寿命が来ると見えなくなってしまうのでSGとしての価値が無くなってしまう。
ESG-A,ESG-D
これは比較的新しいのだが販売台数が多かったので中古市場でも見かける。
E4400B→1GHzアナログ E4430B→1GHzディジタル対応
E4420B→2GHzアナログ E4431B→2GHzディジタル対応
E4421B→3GHzアナログ E4432B→3GHzディジタル対応
E4422B→4GHzアナログ E4433B→4GHzディジタル対応
ディジタル変調対応なので様々な機能を有している。
SSBノイズは余り良くはなく-120dBc/Hz(20KHzオフセット)だ。
周波数ステップは0.01Hzである。
HP/アジレントのSGは伝統的に?SSBノイズが余り良くない。
スイッチその他の信頼性はアンリツより高いが、8643世代のものは重い位のクリックがあるというか引っかかるようなボタン感触、ESG世代は消しゴムスイッチだ。
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