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GPS基準クロック(32)


  • Posted by: F&F
  • 2014年12月11日 11:09

1412111105_480x386.jpg
タイムパルス出力を1ms(1KHz)に設定、パルス幅は1μsとした。
このタイムパルスに同期をかけてSGのOCXO出力である10MHzを観測する。

そうすると10MHzのラインが幅を持つ。
つまり1KHzのタイムパルス出力にかなりのジッタがあると言う事だ。
OCXOの周波数は前回までにGPS基準で合わせているので、ジッタはあるがそれがずれていく事はない。
このジッタは何から来ているのか。

まずはタイムパルスの出力を1Hzつまり1PPSに戻す。
前回まで使っていたL50モジュールのような、ある程度ずれるとぐぐっと戻る動きとは少し異なるが10MHzがピタリと止まって見える訳ではない。
止まっている時もあるが左右に動く事もある。
平均周波数は合っているので動き続けるわけではない。
http://www.fnf.jp/2014121100.MOV

1PPSの精度はUTCに対して±1usとなっている。
この±1usは累積されない。
1PPSのジッタは100nsあるようだが出典不明。

実測による1秒ごとのジッタは20ns位だ。
タイムパルス出力を1KHzとした場合も20nsのジッタがある。
これは衛星の受信状態などによっても異なるようだ。

   

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