- 2015年3月28日 11:09
アナログオシロもCRTリードアウトの時代になる。
観測電圧や周波数などを管面に表示する仕組みが付いた。
トリガ機能も多彩になり複雑な波形でもトリガしやすいような工夫がされた。
ホールドオフ機能も搭載されて、これはスキャンの間隔をずらすような仕組みである。
スキャン速度自体を可変するのではなく、次にスキャンが開始されるまでの間隔を変える。
これによって水平軸がアンキャリブレート状態になる事を防げる。
ディジタルオシロになる以前は観測周波数を上げようとするとブラウン管の描画速度を上げなければならなかった。
水平軸を10nSとしたら、本当に10nSでスキャンしなければいけなかったからだ。
ブラウン管はリニアリティが高く高速偏向が必要なので、テレビのような電磁偏向型は使えない。
静電偏向型は偏向量が少ないのでブラウン管が長くなった。
アナログオシロで単発波形を観測するのは大変だ。
残像型ブラウン管を使ったものもあったが、シングルショットとカメラを使って何て感じ。
オシロのブラウン管部にくっつけるポラロイドカメラがあった。
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