楽天退店(4)

退店手続きを申請した翌日だったか、楽天の引き留め部隊から電話があった。
固定費をゼロにするプランを提供するのでもう少し継続しないかと。

固定費がゼロになる代わりに歩合部分が15%になる。
これにカード決済手数料などが加わるので2割以上は楽天に持って行かれる計算になる。
月間売り上げが10万円〜20万円で、テナント料型料金プランの方がお得になる感じだ。

まあ固定費がかからないので継続しても良いと言えばそうなるのだが、2割も楽天に持って行かれるのは厳しい。
現在は全商品送料無料にしているので、たとえばショーツ一枚380円のお客様でも送料は無料である。
380円から2割取られた残りが304円、そこからメール便代の160円を減ずると144円になる。
144円全てが儲けだとしても144円ぽっきりなのだが、ここに仕入れ単価がある。
国内仕入れでも、中国からの仕入れに送料分を加えた額でもショーツの仕入れは100円を簡単に超える。
国内仕入れだと今は値が上がっているので200円とか300円はする。

と言う事で、売価を上げる意外に儲ける道が無くなる。

確かにテナント料の19,500円を経費と考えると同じ事にはなるんだけどね。