- 2015年8月16日 11:06
ミニコンポのリモコンが効かなくなって困ったと言っている人が居た。
リモコンにはモード切替はなく、デジカメで見ると赤外線LEDは光っている。
リモコンが正常だとすれば受光部がおかしいという事になるが、これってモジュールじゃないのかな。
モジュールが壊れているとすれば部品を入手する以外に修理出来ないかも知れない。
でもまあ開けてみるか。
やたらネジや勘合の多い筐体を開けてパネル基板を露わにする。
電圧でも測ってみるかと基板に顔を近づけるとどこかが発熱している感じ。
そのあたりのパーツに触れてみると抵抗が温まっている。
この抵抗は電源と赤外線モジュール間に挿入されているもので、R/Cで電源フィルタが構成されている。
赤外線モジュールがショートモードで壊れているのだろうか。
他の部品は100μFの電解コンデンサとセラミックコンデンサである。
両コンデンサ共にショートモードで壊れるケースは希だとは思ったが、外しやすい電解コンデンサを外してみたらこいつがショートしていた。
外観上は何ら異常は無いのだが、モロにショートしている。
もしかしたらデカップリング用の抵抗が無ければ、内部でショートした部分が電源のパワーで焼き切れていたのかも知れない。
この電解コンデンサを交換して修理完了となった。
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