リーク電流の違い？

AppleのA9プロセッサはサムスン製とTSMC製があるようだ。
このプロセッサはロジック的には同じ動きをするわけだが物理特性が異なるらしい。

サムスン製よりTSMC製の方が消費電力が少ないそうだ。
これに対してAppleはフルパワーで操作させた時の2〜3%の差は重視するべきものではないとしたようだが、フルパワー動作時の差はどこから出るのだろうか。
プロセスなどによって差が出るとするとリーク電流で、微細化配線になればなるほどこれが問題になってくる。
リーク電流はアイドル電流のようなものなので低負荷時やスリープ時の方が目立つ。
リーク電流を減らす為には非動作ロジックには電源を供給しないなどの綿密制御を行う。

フルパワー時が高クロック動作時を表すのであればデバイス内の遅延が異なる可能性がある。
遅延が大きいと貫通電流が大きくなる時間が増えるので消費電流が増える。