- 2016年4月 1日 13:07
IMSとはイオン移動度分析装置である。
これは近年のガン検診や発見に利用されるもので唾液による検査や呼気による分析などの研究が進んでいる。
このIMSを小型化してスマートフォンに組み込めないかという研究もあるが、コストやサイズの関係で中々実現しなかった。
健康系では韓国のメーカだったか、血糖値の解析機能を内蔵したスマートフォンがあったような…
ただコストの割に機能が限定されると需要はそれなりになってしまう。
血糖値コントロールが重要な疾病の人には良いのかも知れないが、それ以外は邪魔者でしかない。
しかも歩数計同様に専用機ならばバッテリ消費量も気にする必要がないくらいなのに、スマホの機能として実装するとそうは行かなくなる。
IMS付きのスマートフォンはIMS機能付きである事を前面に謳っていない。
IMSのデータは事業者のサーバに送られて分析し、一定の期間のデータの蓄積から利用者の健康状態を判断する。
解析に時間をかけるのは誤判断などを減らしたいからだとドコモは言う。
ドコモはIMSによるガンの早期発見、現在も行っている保険事業、更には医療関連事業とをヒモ付けたい考えだ。
ソフトバンクが医療機関でのケータイ払い的なシステムを導入するが、ドコモは更に呼ぼうと検診までを包括的に行うとする。
IMSは送話口に息を吹きかける事でも良いし、通話中は自動的にサンプリング出来るとする。
ただし通話時には呼気の濃度が余り上がらない。
その為分析感度の向上やフィルタリングなどに苦労したと言われる。
通常使用で要検査のダイアログが出た場合は、積極的に呼気をセンサ部に吹きかける。
IMS付きのスマートフォンは一般モデルの約3万円高、月額サービス料金の2,300円も決して安くはない。
これが普及するかどうかはその検出精度によるところも大きいだろう。
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