- 2016年10月26日 11:04
Xperia Z4でソフトウエアアップデートが行われた。
変更は充電制御だ。
Xperia Xで実装された充電制御の最適化を適用した感じになるのだが…
そもそも旧モデルに新機能を適用するなどドコモ(SONY)らしくはない。
これって実は不具合修正なのではないか?なんて思ったりする。
Li-ionバッテリは満充電に弱い。
100%以上の充電では急速にバッテリが劣化する。
近年では充電制御が綿密に行えるようになり、従来よりも実質容量が上がっている。
従来は95%程度で充電をやめる事でバッテリ寿命を確保しており、そのためバッテリの公称容量分まで使えなかった。
その95%が97%になり99%になりと、満充電に近い所まで制御が出来るようになった。
充電制御デバイスの温度特性や基準電圧の精度確保でギリギリを攻める事が出来るようになったためだ。
少しでもバッテリの実容量を大きくしたいと思えば満充電ギリギリまで持っていきたい。
だがスマートフォンの場合は温度変化が大きい事もあって難しい。
まあGALAXYのように燃えてしまう事はないとしても、バッテリ寿命が短くなるし膨張も起きる。
SONYはギリギリに所を狙って制御をしていたが、発売から1年以上が経過してXperia Z4のバッテリトラブルが増えたとか。
そこで充電制御を見直したら、こりゃダメだと言う事が分かったので修正したとか。
なお充電制御の最適化を適用すると連続使用時間が短くなると書かれている。
一応頭を使って充電制御をするようだが、表示は100%でも実際には98%位で止めるのだと思う。
- Newer: 官製不況
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。