- 2017年4月 1日 11:06
SIM形状はmicroSIM→nanoSIMと小型化されてきたが接点位置は同一だ。
しかし次期iPhoneでは更に小さなpicoSIMが使われる事になるという。
当初は接点位置を変えずに周りを更に電極部分まで切り落とす案もあったのだが、互換性維持が難しいと言う事で全く別の形状に変更される。
microSDカードを見れば分かるように高密度接点でも現在の技術からすれば何ら問題はなく、思い切った小型化で登場する。
そのサイズはmicroSDカードの1/3にあたる5mm×11mmだ。
microSDの短辺の最大長が11mmなので長辺を1/3に短くした格好と言って良い。
なお接点形状は異なるものの同サイズのメモリカードはpicoSDとして発売される。
nanoSIMの厚みは0.67mmだがpicoSIMは0.4mmと薄い。
これはSIM形状変換アダプタを0.27mm厚で作ればnanoSIMのスロットに装着できることになる。
picoSIMはユーザメモリエリアの最小値が256Mバイトと規定される。
これは現時点でのSIMカードの容量よりも少ない。
しかしLSI集積度の向上により、今後更に大容量のメモリが搭載される事になるだろう。
写真はnano SIM PLUSと呼ばれるもの。
まあアイディア商品みたいなものなのだがnanoSIMカードにmicroSDの端子をくっつけた感じだ。
nanoSIMかmicroSDかを排他的に使うDualSIMスマートフォンに装着すると、SIMとmicroSDの両方が使える。
事業者SIMでは64Gバイト版もあるが、サードパーティのアダプタ形式のものは現時点では2Gバイト版までしかない。
メモリチップのサイズの制限を受けるためだと思われるが、既に8Gバイト版のアナウンスもされている。
形状的にはいわゆるSIMアダプタのような感じで、microSDの背中にnanoSIMをくっつける。
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