シグナスXのライトを直す

ライトが点灯しなくなったシグナスX、いつまでも放っておく事も出来ない。
伊豆に来てスカイウエイブの出番の方が増えたのは事実だが、道なき道の探索には軽量なシグナスが良い。

シグナスのHIDバラストはサイドカウル？ステップの横下に入れている。
まずはここを開けて電圧をチェックする。
と、電圧が来ていない。
電源はバッテリ直結で、遅延回路とリレーを介してバラストに接続している。
遅延回路はエンジンがかかってからHIDを点灯させる為だ。
仕組みはインジェクタ駆動パルスを積分しているだけの簡単なもの。

HID点灯初期には大きな電流が流れるので、それとセルモータの電流が同時に流れないようにだ。
この部分は自作なので最も信頼性が低いのだが、今回はそれ以前の問題である。

バッテリからの線をチェックすると、途中のヒューズが切れている。
20Aの、昔ながらのガラス管ヒューズだ。
20Aのヒューズが切れるのだからショートか何かだろう。
が、電源線にはコルゲートチューブもかぶせてあるしボディーと接触した風でもない。
ま、ヒューズを替えてみるか。

と言ったって今時ガラス管のヒューズなんて持っていない。
しかし直結にするのは怖い。
いや、待てよ、車用のHIDを買ったのだからもう1チャネル分あるはずだ。
スタンレーの箱を引っ張り出してみると、ハーネスと共にヒューズがあるではないか。
これが切れたら仕方が無い、買いに行こうと思いながら電源を入れると無事点灯した。

ヒューズ溶断の原因は不明だが、とりあえずは直った。