アンテナのある家

伊豆スカイラインの伊東側にアマチュア無線のアンテナが立っている家がある。
三角タワーが2本、パンザーマストのようなものが1本立っている。

山の頂上というわけではないのでタワーの上から海まで見渡せるのかどうかは定かではない。
下から見た感じだと海は見えない気がする。
確かに標高は高いのだが、周りにそれ以上の山があれば盆地と変わらない。

3本のタワーにはHF帯の八木アンテナからUHF帯のアンテナまで上がっている。
移相器があれば離れたタワーのアンテナ同士を最大比合成で使うなんて事も出来そうだ。
それぞれのアンテナの向きを変えれば位相も変わる。
その様々な組み合わせの中で目的信号を最大にするか、妨害信号を最小にするか、或いはその両方を欲張る事が出来るかを計算して実行するなんて面白そうではないか。
受信機のIFをAD変換して演算すれば色々な事が出来る。

地上高20mのタワーを建てるのは結構大変だ。
しかし200mの山の上に住む事は、条件が整えば可能だ。