- 2017年11月17日 11:06
弾性トップ14の2回目の塗布である。
上塗りは4時間以上・48時間以内に行う事になっている。
朝から作業を行うと2回塗りが夕方には終わる。
今回は水拭き(高圧洗浄機による清掃は済んでいる)、ケレン、アセトン拭きと進んだので2日の工程となった。
アセトンでの脱脂をせずに工程を進める場合は、サンドペーパなどで既存のトップコートやFRP層を荒らした上でシンナーで拭けとなっている。
今回はハンドグラインダで部分的に、トップコートがひび割れていたりひび割れそうになっている部分を重点的に削った。
その後アセトンで脱脂した。
昨日余った弾性トップ14を流した所は、溶剤が飛んで若干縮緬皺的になっていたが大丈夫そうだった。
エッジは少し目立ったが削らずにトップコート2回目を塗った。
弾性トップ14はそこそこ厚塗りが出来るので下地は見えない。
古いトップコートが残っていてもFRP防水層が見えていても同じように仕上がる。
昨日も書いたがDIY用としては水性のものが多く売られている。
耐久性などは2液性に劣るのだが施工は楽だ。
ではプロが何故2液性のものを使うのかというと、仕上がりや耐久性に優れるからだ。
水性のトップコートは(商品によって違いはあろうが)余り厚塗りが出来ないためにムラになりやすい。
水性なので湿度の高い時期や雨の多い時期、霜の降りる時期には施工しにくいなどがある。
弾性トップ14は150%の伸び率があるのでウレタン防水のトップコートとしてもよく使われる。
FRP防水の最初ポリエステル系の塗料を使う。
固いので耐摩耗性は良いが割れやすい。
その為塗り直しでは弾性のあるアクリルウレタン系の塗料が使われる。
これらの塗料は割れる事は少ないが耐摩耗性でポリエステル系に劣る。
再塗装でもポリエステル系を使う所もあるが、古い塗膜と一緒に割れる事がある。
トップコートに防水性を求める場合は"アクアボウスイ"や"水性アトレーヌ"などを選ぶ。
防水性のトップコートを使うと少々の防水層の傷みはカバー出来る。
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