- 2017年12月 1日 11:09
畳を上げてみた。
特に目的があった訳では無いが、どんなものかなと思って。
この角度では分かりにくいのだが畳表の下は藁床層があり、次に発泡樹脂の層があり、更に建材床と呼ばれる層がある。
そして裏面は防虫シートが貼られているという作りだ。
どうやらこの畳の構造は色々あるようだ。
いわゆる昔ながらの藁床のものもあるが、軽量化や防虫・断熱効果を高める為の化学床と呼ばれる物が増えているらしい。
ダニなどが付きにくく湿気にも強いと良い所が多いのだが、スタイロフォームや硬質ウレタンフォームがへこみやすい(へこむと戻らない)ので家具の下などに当たる部分がへこんでしまう。
藁床は藁などの材料を1/10以下まで圧縮したものを使用する。
その為畳自体が重くなる(いわゆる高級と言われるものほど重いそうだ)のでマンションなどでは余り使われなくなっているという。
RCの場合は湿気対策として発泡樹脂だけで内部を構成する畳が使われる。
これは床下の湿気が上がってこないのと、ダニなどの問題が起きずに軽量だ。
ここで使われているものは表層に藁が使われていて、従来の(ホンモノの)畳に近い歩き心地を出しながら軽量・防湿・断熱効果を狙ったものだと思う。
内部を全部発泡化学材や建材(低密度の合板)にすると藁よりも固くなるので違和感があるらしい。
内部の発泡化学材もスタイロフォーム的ものあり、ウレタンあり、発泡スチロールありで色々だ。
それぞれ、その材質のメリットを主張している。
価格も色々で藁床の畳よりも値段が上がってしまうものもある。
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