タブレットPC：WN892バッテリ交換失敗

フラットケーブルを外し、バッテリの線を外す。
周りのカプトンテープを外してもバッテリは外れない。

バッテリは液晶ユニットに両面テープで留められている。
これがかなり強力なテープで、ゆっくりはがしていくのだがかなり力が要る。
無理に力を加えるとバッテリが折れ曲がってしまう。
時間をかけてやっと外したバッテリだが…
パッケージが破れてしまった。

パッケージは二重になっているようで、直ちに危険な状態ではない。
しかしLi-ionバッテリ特有の臭いがする。
と言うことは多少なりとも揮発成分が漏れていることになる。
やめた方が良いな、Li-ionバッテリの発火は恐ろしい。

結局このガラスの割れた方のWN892も起動しなくなった。
バッテリがなければmicroUSBコネクタから電力を供給しても起動しないのだ。
おそらくは温度検出端子にバイアスを加えてみると起動しそうになるが立ち上がらない。
microUSBからの電力供給量がリミットで駄目なのかも知れない。
バッテリがなければ瞬間的な大電流の供給が出来ず、リセットする以外になくなる。
ノートPCの場合は専用のACアダプタがあり、十分な電流供給能力なのでバッテリ無しでも動作が可能なのだ。
タブレットPCと同じ事はスマートフォンにも言える。
microUSBからの最大供給電流が1Aまででも、バッテリがあるから動作可能なのだ。