鉄腕アトム

鉄腕アトムは1951年〜1952年にかけて登場した手塚治虫氏による未来ロボットである。
活躍の舞台は21世紀とされた。

鉄腕アトムの頭脳は善悪の区別が可能で約2Tバイトの記憶容量を持つ、真空管で構成されたシステムとされる。
目はサーチライト機能を有し、涙を生成することが出来る。
涙は空気中の水分を結露させて得る。
耳は20MHzまでを聴く(受信する)事が出来る。
動力源は原子力(後に核融合)で10万馬力のモータを駆動する。
足のジェット噴射は吸入した空気を高温にすることで膨張させ、それを推力とする。
宇宙空間ではプラズマジェットとされるので、イオンエンジンの親戚か。
このプラズマジェットを利用したHMD発電装置も内蔵されている。

これが1950年代に考案されたものなのだ。
そして約20年後にドラえもんが登場する。
ドラえもんの舞台も21世紀(後に22世紀)だ。

ドラえもんのタイムマシンには時間移動機能と共に空間移動機能が備え付けられている。
これによって移動場所を正確にトレースできるので、地球の自公転などで地球外などに行ってしまう事がない。
ただしドラえもんと同機能のロボットが複数体いて、それらが矛盾する機能を使った場合にどうなるのかは謎である。
例えば気象変更機能など。