Home > ガソリンの寿命:長期保存テスト結果(2)

ガソリンの寿命:長期保存テスト結果(2)


  • Posted by: F&F
  • 2018年10月24日 12:08

1810241202_320x480.jpg
ガソリンの長期保存で揮発成分が抜けているとすると比重が増すはずだ。
しかし1以下の比重を計れる比重計を持ち合わせていない。

そこで1ccの重さを量ってみることにする。
ただこれ、結構難しい。
1ccをシリンジで計るのだが誤差が出る。
シリンジの周りにくっついたガソリンの量もある。
シリンジのゴムがガソリンにやられてスムーズに動かないし…

2年間ペットボトルに保存したガソリン:0.829g
新しいガソリン:0.811g
※シリンジの質量は減じている

これは誤差範囲と言って良い位の違いではないのか。
ちなみにガソリンの公称比重は0.72〜0.76なのだそうだ。
ボーメ計を買えば良いのだが東亜計器製作所 標準比重計の大型タイプはペットボトルに入らない。
小型品は入るかも知れないのだが、寸法が書かれていないので分からない。
アズワンや日本計量器工業のものも寸法が書かれていない。
全長は書かれているので写真から判断するもよく分からない。
別の容器に移して計測するには容器も用意しなければならない。

ガソリンが腐る腐ると書かれているサイトでは酸化よりも揮発を主張?している所もある。
揮発するからガム状の物質だけが残るという、確かにキャブ内などではこれが詰まりの原因になる。
しかしそこまで蒸発が進むことは、密閉容器では難しい。
果たして軽度な劣化が比重で判断できるのかどうか。

ガソリン長期保存テストは今後も継続して行う。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > ガソリンの寿命:長期保存テスト結果(2)



VC