- 2018年10月25日 12:10
発注翌日に届くのだから早いものである。
GV-16iはいわゆるポータブル発電機、プラスチック筐体に入ったものだ。
GV-16iを開封し、オイルとガソリンを入れる。
オイル量はたったの380ccだ。
化学合成オイルは使ってはいけないとあるが、今は多くが合成油ではないのだろうか。
燃料タンクの容量は3.9リットルである。
初回オイル交換は20時間後、その後は50時間となっているがHOURメータは付いていない。
20時間が15時間でも25時間でも良いとは思うのだが、そもそも累積稼働時間などメモでもしなければ分からない。
タペット調整は100時間ごと、ヘッド掃除は125時間ごとである。
オイル交換しないと焼き付いても知らないよと書かれている。
メンテナンスサイクルが短いならなおさら、アワメータなりワーニングランプなりを付けるべきだ。
と言ってもそれが付いていないので、使い捨てのアワメータを買ってみる。
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キャブの組み立て時の油分などがあり初回は(給油後時間をおかないと)起動しにくいらしいが、スタータロープを引いてみる。
と、簡単にエンジンは始動した。
チョークはすぐ戻し、3分暖機しろとある。
その後ECOモードをONにするとエンジン回転数が下がる。
エンジン回転数が下がった状態で掃除機程度の音量、音質は異なるが音量的にはそんな感じだ。
玄関先で動作させて扉を閉めても室内で音が聞こえる。
原付のアイドリングよりうるさい。
静音型高圧洗浄機よりもうるさい。
静音型エアコンプレッサよりもうるさい。
原付のフル加速時よりは静かだ。
ディーゼルトラックのアイドリング音よりは静かだ。
ECOモードをOFFにして負荷をかけるとエンジン回転数が上がり、音量は更に増す。
ECOモード状態での騒音は(騒音計アプリなので精度は不明ながら)60dB/7mだった。
ECOモードを解除しての無負荷時には65dBまで上がった。
ちなみにYAMAHAの1.6kVA低騒音型ポータブル発電機は定格負荷で61dB/7mとなっている。
住宅街で使う事を考えると防音ケースに入れるとか、床下に置くとかしないといけない。
正弦波はPWMで作っていると思うので、後日波形を見てみたい。
面白いのは並列運転が出来る事である。
中型機以上では並列運端が可能なものが多いが、これもインバータ式の恩恵か。
回路的には簡単で、正弦波を作る元のPWMを生成するコンパレータに外部からの50Hz(60Hz)を入れれば良い。
ただこのモデルの場合はデイジーチェーンは不可能で、並列運転は2台までとなっている。
並列運転モードを使い、並列運転せずに単相三線200V用に使えるかも知れない。
実効出力電圧が100Vなので、これで8Ωのスピーカをドライブすると1,250Wになる。
並列運転入力端子にオーディオ信号を入れると、1,250Wのアンプになるかも知れない。
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