気象計：4チャネル無線温度計の周波数は？

4チャネル温度計の周波数を測ってみた。
中華もので一般的な434MHz帯だった。

出力は測定していないが、電波到達距離からすると+10dBm程度だろう。
勿論電波法には適合していない。
アンテナはヘリカル的なものが内蔵されているので、λ/4の線でも外に出せば通信距離はもう少し稼げる。

気象計での計測値が14.4℃の曇りの時に、カーポート側にある給湯器上部が16.9℃だった。
水槽関係のものを置こうと思っている奥まった床下の温度が17.0℃、手前の開口部のある床下の温度は15.7℃と計測された。
各チャネル共に温度と同時に湿度も計測できる。

気象計の計測値が19.6℃の晴れた日、カーポート側の温度は19.3℃だった。
奥まった床下は17.4℃、手前の床下は16.0℃と計測された。

電波到達距離は壁越しで数メートルと短いが、価格からすれば十分だと思う。
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USBインタフェースでも付いていれば更に便利なのだが、この価格では仕方あるまい。

子機の測温体はサーミスタだと思われる。
線を延長すれば水温でも地中温度でも測ることが出来る。
製造時に温度キャリブレートされているのか、各子機の温度は等しい値を示す。
安物温度計も誤差が少なくなったものだなぁと思う。

送信側は単三電池2本で動作し、本体側は単四電池2本で動作する。
送信も受信も間欠動作していると思うので、信号受信時に内部タイマをリセットして次に子機が送信してくるであろうタイミングにウインドゥを開ける感じか。
一度信号をロストすると回復までには結構時間がかかる。
おそらく何度か非受信状態が続いた場合は定時間だけ連続受信するのではないかと思う。
電池の持ち具合などは追ってレポート予定である。