- 2018年10月31日 13:07
太陽光発電で使った正弦波インバータも出力側に結構重いフィルタが入っているのでPWMの残留ノイズは少なかった。
当たり前ではあるが12V側の電流波形はPWMパルスそのものという感じで変化する。
最近ではインバータタイプでなくても波形歪率を下げたものもある。
通常のエンジン直結単相発電機だと歪率が2〜3割にもなる。
これだと位相制御系の電力制御機器が上手く動作しない。
エンジン発電機も安くなったもので、オープンフレームのものだとYAMAHA製の2kWが5万円台だ。
HONDAの同じ価格帯のものだと900Wになる。
ワキタだと定電圧電源方式の2kWが5万円台で、周波数安定度はエンジン回転数に依存するが電圧は100Vに制御される。
ナカトミだと3.3kW(2kVA)のモデルが2万円台と安い。
オープンフレーム型は整備性は良いのだが、外装がないので騒音レベルが高い。
ナカトミのものは7m距離で68dBの騒音レベル、低騒音を謳うポータブル型YAMAHAのEF2000iS(2kVA)が同61dBだ。
YAMAHAのオープンフレーム2kVA版は同65dBである。
ポータブル型で安いのもナカトミのものでインバータタイプの900Wが3万円台で買える。
ナカトミというと工場などで使うストーブや扇風機、コンプレッサやスポットクーラなどを手がける。
これらが中国生産だと思われ、その流れで安価な発電機が販売できるのだろう。
SF-2600Fは2.6kWのインバータタイプでセルスタータ付き、騒音レベルは7mの距離で60dB価格は5万円台と安い。
ただし6時間以上の連続使用はするなと注意書きがある。
フル負荷運転でなければ大丈夫だとは思うのだが、どんなものだろう。
オイル交換は100時間ごとが指定されているのでGV-16iより交換サイクルは長い。
SF-2600Fは5〜6年前から販売され続けているモデルであり、信頼性も低くはないと思う。
3kVA系で単相3線(三相切り替え型もある)のものはオール電化住宅に住む人が買うのだそうだ。
でもオール電化ならば太陽光発電+蓄電池構成の方が(価格は高いが)良いと思う。
最初は発電機→12V/120Aのスイッチング電源→ソーラーシステム用バッテリ→1.5kVAインバータという構成も考えた。
しかしソーラーシステム系が12V/150Aもの負荷に耐えられるように作っていない。
で、持ち運びも簡単なポータブル型にしたというわけだ。
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