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気象計:4チャネルの温度計の時計精度


  • Posted by: F&F
  • 2018年11月15日 12:10

以前に質問のあった時計の精度である。
チェックすると約1分ほど狂っていた。

ワンチップコントローラが入っているとすると数MHzから数十MHzの水晶振動子が原発だろう。
この周波数帯であれば間違いなくATカットであり、温度対周波数特性は3次カーブとなる。
10℃〜40℃辺りでの温度による偏差は、管理されたものであれば10ppmも可能だが一般品だと50ppmが良い所だ。
月差±1分の精度に入れるためにはおよそ±20ppmの偏差である必要がある。
±50ppmの水晶振動子だとしても、20℃〜30℃付近であれば周波数変動は少ない。

もう一つは常温の周波数偏差とエージング特性だ。
例えば10MHzの水晶振動子の周波数が正しく10MHzに調整されているのかどうか。
調整ポイントがあるのかどうか。
そしてそれは経時変化を起こすのかどうかだ。
これは温度特性とは関係のない周波数誤差である。

そして一般的な時計の狂いは、温度特性と常温偏差の合計量となる。

   

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