- 2019年1月 6日 11:10
中古で購入してそのまま使っている水槽用クーラーだが、この時期はさすがに稼働しない。
日差しのある暖かな日だと晩秋でも部屋の中はぽかぽかになるので、もしかしたらクーラが動いた時があったかも知れない。
今年は晩秋というか初冬の頃まで暖かい日があった。
12月に静岡県で20℃以上を観測するのは初めてだとニュースにもなった。
12月半ばからはそれも一転、寒い日が続いた。
クーラを接続して少しすると内部からゴミが排出されてきたことがあった。
その後ゴミは排出されなくなった。
時が経てば配管にデトリタスなども付着し、それがクーラ以外の配管などからも剥がれ落ちてくる可能性はある。
なので何年かに一度位はクーラだけではなく配管も綺麗にしたい所だ。
今回はクーラの内部洗浄をしてみることにする。
パイプ洗浄剤と言えばアルカリ洗剤だ。
生物性のもの、バクテリアコロニーなどはアルカリで分解できる。
配管を詰まらせる殆どのものはバクテリアコロニー的なデトリタスだ。
しかしカルシウムやマグネシウムのいわゆる水垢は酸でないと溶かすことが出来ない。
ただ弱い酸で短時間で溶けるほど水垢はヤワではない。
内部に固く張り付いたカルシウムやマグネシウムは落ちないだろう。
界面活性剤の入ったパイプ洗浄剤でも良いが、すすぎ残りがあるといけないので水酸化ナトリウムを使う。
これでバクテリアコロニーやデトリタスを洗い流す。
ぬるま湯に水酸化ナトリウムを溶かしてポンプで循環させる。
細かなゴミが排出されて溶液が白濁した。
1時間ほど放置したら水道水ですすぎ、次にこれもぬるま湯に溶かしたクエン酸を循環させる。
水酸化ナトリウムの中和の意味と、水垢的物質が除去できればと考えた。
これも1時間ほどポンプを回しておき、その後水道水で洗浄する。
水酸化ナトリウムで洗浄されたからか、クエン酸溶液は殆ど濁ることは無かった。
残っているかも知れないクエン酸を洗うのは人工海水を使う。
ぬるま湯に人工海水を溶かし、しばらく循環させて作業完了だ。
クーラを外している間も水を循環させるためにバイパスアダプタを作った。
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