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TRIO製TR-2300の仕様


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月16日 12:08

昨日の記事のコメントで、仕様が転載されたら嫌だから非公開にするよと書かれているページがあると教えていただいた。
仕様はそのホームページ主が作ったものではなくTRIOのものなのだから転載も何もないだろう。

と言うことで、だったら仕様を載せておく。

周波数帯:144.0MHzから146.0MHzの50チャネル
変調方式:リアクタンス変調
周波数変位:±5KHz
マイク:500Ωダイナミックマイク
送信出力:1W
終段:2SC2329 ×1
電圧入力:12.5V 3.0W

受信方式:ダブルスーパーヘテロダイン
第一IF周波数:10.7MHz
第二IF周波数:455KHz
受信感度:1μV入力にてS/N30dB以上
スケルチ感度:0.25μV以下
通過帯域幅:14KHz以上(-6dB)
選択度:32KHz以下(-60dB)
低周波出力:0.7W以上

電源電圧:9.6V〜16V マイナス設置
受信時消費電流: 45mA @13.0V 無受信待ち受け時
送信時消費電流:450mA以下 @ 1W 50Ω負荷時

使用温度範囲:-20℃〜+50℃
仕様半導体:トランジスタ22/FET7/IC7/ダイオード30
寸法 W122(134)×H51(52)×D175(189) カッコ内は突起を含んだ最大寸法
質量:Ni-Cdバッテリ10本を含んで約1.2kg

TR-2200系は原発に12MHz台の水晶振動子を使ったものだった。
しかしTR-2300ではPLL方式となっている。
送受信でVCOの発信周波数を変えておらず、その為送信時には10.7MHzをミキシングしている。

TRIO製品の最大の魅力はデザインだったと思う。
他のメーカが板金ケースにプラスチックのベゼルみたいな構成が多かった中、TRIOはアルミダイキャストのパネルを使った。
当時補修部品としてケースも入手が可能であり、自作トランシーバのケースとして使うことが出来た。

   

Comments:1

こやま Author Profile Page 2019年1月16日 13:13

> 当時補修部品としてケースも入手が可能
↑そんな事が可能だったんですね。
高校生の頃に初めて買ったのがTR-2300(A)でした。
僅か1Wのパワーなのに都内とQSO出来たのに感動
したもんです(当時は長野市に住んでいたので)。
10Wのブースター(VB-2300)と共に押し入れに眠って
いますが、マイクのカールコードの被覆がベトベト
になって汚いったらありゃぁしない。

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