南斜面の雑草たち

この季節、ぐんぐん雑草が生えてくる。
嫌なのはモミジイチゴと思われるものである。

こいつらは地下茎でつながっている。
放っておくとかなり大きく成長するようだが、秋には葉が落ちてトゲだらけの茎だけになる。
このトゲが強力なので迷惑なのだ。
モミジイチゴと言う位だからイチゴでもなってくれれば良いのだが、実が付いたこともなければ花が咲いたのも見たことがない。
肥料を沢山使えば結実するような話もある。
とにかく、茎を切ってもやがてまた生えてくるので厄介だ。
地下茎を抜くことは事実上不可能である。
もしかするとモミジイチゴとは種類の違う、似て非なる植物なのかも知れない。

地下茎と言えばアザミみたいなトゲトゲの葉の植物もある。
これの地下茎は直径1cm以上もあり、小さなシャベルでは地下茎を切ることさえ出来ない。
地上に出る葉は少ないものの、その地下茎の太さに驚く。

シダの類いも増えてくる。
シダはグランドカバー用として売られている植物で、一面にシダが生えれば確かに見栄えは悪くない。
しかしウチの場合は他の植物を植えた部分にシダやクローバーが繁殖する。
苗を植えた辺りには肥料をまくので、雑草も元気良く生えるわけだ。