- 2019年3月24日 11:12
横浜時代には鉄をいくら添加しても濃度が上がらなかった。
試薬がいけなかったのか、それとも鉄がどんどん消費されたのか。
リン酸値もコントロールできていたのでリン酸鉄となって沈殿したのでは無いかとも思う。
では今何故それが起きないのか。
とりあえず鉄濃度を測ってみないことには何とも言えない。
鉄試薬はRedSeaの複合板でI,K,Feが測れるもの(約1万円)とSERAのテスター(約3千円)が入手可能だ。
RedSeaでも鉄専用の試薬がある筈なのだが売っている所を見つけられなかった。
RedSeaは0/0.05/0.15/0.25/0.35/0.5ppmを比色紙で測定する。
RedSeaでは0.15ppmが適正濃度だと言っている。
測定に要するコストは1回約60円(詰め替え用のコストで計算)だ。
SERAは0/0.1/0.25/0.5/1ppmの比較色で測定する。
天然海水中の鉄分は0.00003ppm(0.03ppb)から0.01ppmとわずかな量だ。
だが何故か水槽水中の濃度としては0.15ppm〜0.25ppm位が推奨されていたりする。
ハンナの吸光光度計はHI721で0.00〜5.00ppmまで測定できて約8千円である。
と言うわけでHI721を注文した。
イニシャルコストも測定1回当たりのコストもRedSeaの試薬よりも安い。
ハンナのHI746は低濃度鉄測定用として0〜999ppb(0.999ppm)まで測れる。
が、試薬が高い。
HI721は1回の測定が約50円で出来るのに対してHI746だと250円もかかってしまうのでコスト面で実用的ではない。
添加の方はカミハタの鉄が無くなってしまったので翠水の(商品名)二価の鉄を規定量添加している。
価格からするとメネデールが安いがどうなのだろうか。
(商品名)二価の鉄は水槽内での鉄の早期酸化防止などの特徴があるという。
酸化鉄(II)を買ってきて入れても良いような気がする。
この辺りは今後の実験と言うことで。
昨日(商品名)二価の鉄を5ml添加したのだが濃度はゼロだった。
あとで鉄を添加しておこう。
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