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海水水槽:鉄剤の添加で水が白濁した


  • Posted by: F&F
  • 2019年3月25日 11:11

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鉄が検出されないので(商品名)二価の鉄を20mlほど入れた。
規定は50リットルの水量に対して1mlなので5mlほどが適量だ。

これで鉄濃度は0.3ppmになると書かれている。
昨日は5mlを添加したが濃度はゼロだった。
そこで規定の4倍量である20mlを添加した。
推定最大鉄濃度は1.2ppmにもなる。

ある人工海水では鉄濃度を0.01ppm程度に調整しているそうだ。
この鉄濃度を1000倍、つまり10ppmまで上げても殆どの生物は中毒には陥らないという。
従って1.2ppmは許容できるのではないかと考えた。
20mlを添加して数分後から水が白くなり始め、30分経過後あたりをピークにかなり白濁した。

白濁はリン酸鉄なのだろうか。
リン酸塩が鉄と反応してリン酸鉄となり、非水溶性なので白濁したと。
ではこの状態でリン酸塩値はどうなっているのだろうか。
リン酸塩がリン酸鉄となっているのならばリン酸塩値はかなり低下しているはずだ。
早速計測してみると、鉄添加前0.1ppmから0.058ppmと激減した。

しばらくするとキイロハギが水槽の上の方に上がって来た。
酸素不足なのか?
換水の準備をしながら水槽内でエアレーションを開始する。
何せ毎時10リットルしか水が溜まらないので換水まで時間がかかる。
キイロハギを捕獲してバケツに避難させようかと思ったが、とてもではないが捕まえることが出来ない。
白濁から1時間を経過すると幾分水が透明になり、3時間経過で軽い濁り程度になった。
キイロハギはライブロックの奥の定位置?に入るようになった。
換水用のRO水が溜まる頃にはすっかり透明度が増していることだろう。
ま、せっかくだから換水するけど。

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