リスボンレモンを植えた

リスボンレモンは種の中で比較的寒冷地に強い。
それでも関東以北では防寒対策などをしないと枯れる恐れがあるという。

果たしてこの地で育つのかどうか。
南斜面に掘った穴の深さは60cmほど。
そこに市販の、腐葉土を主体とした土を入れて肥料を混ぜた。
その上に更に土を乗せ、そしてレモンの苗を植えた。
強風で倒れないように鹿除けネット用の支柱3本を立てて固定した。

レモンの苗は、いわゆる根巻き苗と言われるもので麻紐や麻布でくるんである感じだ。
柑橘系植物の根はかなり深い(長い)ので、結構植えにくい。
しかし根巻き苗の場合は生産者の方で根をカットするなどしてある。
根をカットする事で新たな根が生えやすいのだとか。
根巻き苗は根の長さも調整されているので植えやすい。
しかし丸く囲ってあるので周りを土で固めたとしても不安定である。

北側に植えたキンモクセイも同じように根巻き苗だったのだが、支柱を立てなかったので何度か傾いて修正を強いられた。
麻の間から根が出て安定するまでには1年以上を要する。

レモンは肥料を多く必要とするらしい。
シーズンごとに緩効性の有機肥料を与えるなどすると良いそうだ。
さて、レモンの実を拝めるのはいつになることか。
そして、獣除けの網に穴を開けて突破を試みる鹿が居るのかどうか。