海水水槽：淡水水槽の白濁(4)

タイトルは続いているが話の中身は違ってきている。
新規水槽を立ち上げた方、立ち上げたその日は水が白濁した。

しかし翌日か翌々日には水は綺麗になり、その後透明度を増す。
普通は水槽立ち上げから1〜3日でアンモニア濃度が上昇しはじめ、その後それが下がりはじめる。
同時に亜硝酸濃度が上がりはじめ、1週間前後でピークを迎える。
そこから先は亜硝酸濃度は減少し、2週間もするとアンモニアも亜硝酸濃度もゼロになる。
と言う認識で居た。
所がこの方の水槽は様子が違う。
白濁した時点でも、その後も亜硝酸濃度はゼロのまま推移した。
何度計測しても亜硝酸濃度はゼロ、やがて硝酸塩濃度が上がってきたそうだ。
これは水槽立ち上げ時にある程度のバクテリアがいたことになる。

バクテリアの素はバイオダイジェストとGEX Cycleを使ったという。
さらにショップで魚を買った時の水は全部水槽に入れ、水草も入れたそうだ。
ショップの水にはバクテリアが入っているし水草にも付いている。
これらとバクテリアの素が濾過細菌を急速に増やし、結果として新規立ち上げ水槽は時を待たずに生物濾過が機能しはじめたのだ。
私からすると意外な事実なのだが、20年前とはバクテリアの素も変わってきたのだろう。
バイオダイジェストやGEX Cycleは海水水槽でも有効だとのことで使っている人も多い。
有効性がレポートされ、一時期は両バクテリアの素も品不足になったと聞いたことがある。

結論としては、新規立ち上げ水槽でも早期に濾過バクテリアを機能させることが出来るとなる。
1．生体を買った時のショップの水を全て水槽に入れる。
2．水草など、バクテリアが付着していそうなものも水槽に入れる。
3．バイオダイジェストやGEX Cycleを投入する。

もし新規に水槽を立ち上げ、この方法で上手くいった方が居ましたら教えてください。


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