- 2019年4月14日 11:09
NPバクトバランスを添加して明らかにNO3は下がった。
そこでバイオペレットリアクタを停止してみる事にしたのが昨日までの話だ。
バイオペレットリアクタを止めた24時間後の計測値は、NO3は更に下がって試薬に殆ど色が付かない程度となった。
完全に無色ではないので0.25ppmとする。
PO4は上がった。
前日の計測値である0.107ppmから0.147ppmへと大幅上昇だ。
この数値から見ると硝酸塩はNPバクトバランスのみでコントロールできそうだ。
バイオペレットはリン酸処理のみ(硝酸塩がないとリン酸が処理できないという話もあるが)の役に立っている感じだ。
NPバクトバランスを投入した事でバイオペレットのカスが大幅に減少した事からも、バイオペレットによる硝酸塩処理が減少した事が分かる。
ではNPバクトバランスと、リン酸除去に非常に効果の高いリキッドフォスフェイトリムーバの組み合わせではどうか。
未だ一度しか実験していないのだが、リキッドフォスフェイトリムーバーは低リン酸塩濃度の時の除去は余り得意ではないようなのだ。
リン酸値が0.325ppmの時にリキッドフォスフェイトリムーバを0.5ml添加すると翌日にはリン酸値が0.162ppmまで下がった。
その時点で更にリキッドフォスフェイトリムーバーを0.5ml添加したが、その翌日のリン酸値は0.126ppmとさほど減少しなかった。
リン酸値が0.120ppmの時にリキッドフォスフェイトリムーバーを0.1ml添加したが、翌日のリン酸値は0.129ppmに上昇していた。
バイオペレットリアクタによるリン酸低減効果は認められるが、その効果は高いとは言えない。
鉄添加剤の利用や吸着剤でも良いのではないかと思えてしまう。
NPバクトバランス添加による水槽内の変化は感じられない。
以前にNO3:PO4-xを添加した時にはイソギンチャクとエビ1匹、海藻が駄目になった。
もちろん駄目になる時期にNO3:PO4-xをたまたま添加しただけで、これによる影響では無いのかも知れない。
NO3:PO4-xは有機溶剤的な臭いがする(可燃性らしい)がNPバクトバランスは特徴的な臭いのない粘性液体だ。
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