- 2019年4月18日 11:12
白点病治療に過酸化水素水の添加を行っている。
オキシドールは過酸化水素水を1/10程度に希釈した消毒剤だ。
こちらの方は「白点病には淡水浴が効くとか、銅イオンが効くとか、オキシドールが効くとか、ベアタンクならOKとか、予防にはORPがどうのだとか、殺菌灯がいいとか全くのデマです。」
「ORP(水槽内にナトリウムなど導電物質を計測するもの)つまり伝導率の事ですが」と書いている。
※ORPは酸化還元電位の事であり導電率はTDSである。
べっぴん珊瑚の方によれば「水産試験場で海水魚の白点病の治療の効果が認められているのは□銅イオン □塩化リゾチーム製剤(現在販売中止) □オゾン □紫外線 のみです」と書いている。
阿部勲雄氏は、ホルマリン、過マンガン酸カリウム、氷酢酸、マラカイトグリーン、メチレンブルー、食塩、硫酸銅、塩酸キニーネが(淡水)養殖魚で使用されると書いている。
日本海区水産研究所では「現在,海産魚の駆虫剤として承認されている水産用医薬品のうち,過酸化水素製剤は用法が薬浴で生物餌科投与中の稚魚や食欲の低下している魚群にも適用可能であること,(略)」としている。
安部謙氏・桃山和夫氏の研究によると、過酸化水素水濃度0.05%でも小型の個体は死亡している。
ちなみに過酸化水素水濃度0.05%とは100リットルの水槽水量に市販のオキシドール約500mlを添加した程度の濃度だ。
アマチュア的白点病治療では100リットルの水槽水量に対してオキシドール12.5mlを添加するとなっている。
どうやらこれ、内容物がオキシドールであるICHという魚病薬の添加量を基準として考えたものらしい。
ウチでは240リットルの水量に約31mlのオキシドールをドージングポンプで添加している。
毎分0.02125mlを添加している。
イソギンチャクにもエビにも魚類にも異常は無く、亜硝酸はゼロのままで硝酸塩の数値にも変化は無い。
変化したのはORPで、数値が1割ほど上がった位だ。
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