- 2019年4月24日 12:09
先日の、中華LED懐中電灯の話で思い出した。
小学生か中学生の頃だと思うのだが、ウチにナショナルの懐中電灯があった。
ちなみに懐中電灯という名称は1953年に松下電器が考案・使用を開始したそうだ。
その懐中電灯は特別明るいものでは無かったと言うよりも、むしろ暗かった。
それでも印象に残っているのは、それがスタイリッシュに思えたからである。
見て頂くのが早いのだが、残念ながら写真を見つける事は出来なかった。
ペン型の懐中電灯を想像して欲しい。
これを2つ横に並べたような、単三電池が2本横に並んで2本縦に並ぶ入り方だ。
筐体の断面は8角形になっている。
ペン型ライトを2つ並べる感じだと断面は∞のようになるが、上下をフラットにして側面も面にして角を落としたスタイルだ。
筐体は薄い金属で出来ていて、ランプの入るベゼル部分やバッテリケースの蓋になる部分はプラスチックだったような気がする。
懐中電灯と言えば乾電池の形状に合わせるかのような円筒形のものが殆どだ。
そんな中で曲面を一切使用しないこの懐中電灯のデザインは目を惹いた。
平面の組み合わせで構成されているので、テーブルにおいても転がる事がない。
ただし明るさはペン型懐中電灯程度であり、実用的明るさとは言いがたいものだった。
その懐中電灯が壊れたか何かで、同じものを買って貰った覚えがある。
近所の電気屋さんのショーケースの中にそれは置かれていた。
たぶん安いものだったのではないかと思うのだが、価格は覚えていない。
ここに昭和31年当時のカタログがある。
TV受像機とオシロスコープが同じくらいの価格だ。
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