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中央リニアと静岡県


  • Posted by: F&F
  • 2019年7月11日 12:11

リニアを巡ってJRと静岡県は対立する。
そもそもはリニアのトンエルを掘ると地下水がそのトンネル内に流れ出て、河川の水量が減ると言うところから始まった。

豊富な水量で工業が発達した静岡県にとって、河川の水量減少は防ぎたいところだ。
実際他の例でもトンネルによる河川の水量減少や、場所によっては川自体が干上がって無くなってしまったところもあるそうだ。
静岡県はトンネル内に流出する地下水全てを川に戻して欲しいとし、いったんはJRもその方向だったようだ。
しかし全量ポンプアップは難しいという事になり、静岡県との状況が悪化する。
更に県知事はカネを寄こせ、駅の出来る県にはカネを払っているのだからウチにも寄こせと言い出す。
これに対して県民の一部は、カネさえ貰えれば水はどうでも良いのか、カネは要らない、水が減って欲しくないだけだという。

こうして金で解決するそのしわ寄せが乗車料金に上乗せされる訳で、これは原発やダムと同じだ。
もめ得を狙ってカネを引き出す地元、そのツケを日本全国民が負担する。
貰ったカネは箱物に使い、何の役にも立たないというのがこれまでの例だ。

静岡県以外の通過県には駅が出来るので、それら各県は開業を遅らせたくはない。
開業の遅れは経済の遅れにもなる。
早急な解決で開業を遅らせないで欲しいと、三重県の知事も静岡県知事に苦言を呈する。

全量ポンプアップ云々を言うのだから河川の水量データはあるのだろう。
年間降水量がこのくらいの時は河川の水量がこのくらいだと。
それを下回らない範囲でポンプアップしてねではダメなのだろうか。
全量だろうが半量だろうが、河川の水量が減らなければ良いだけではないのか。
逆に大雨の時などはポンプアップされたら災害の発生にもつながる。

政治家が何を求めているのか知らないが、余り賢くないことだけは確かである。

   

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