- 2019年8月 3日 11:08
従来は換水後1週間程度でリン酸塩値は0.1ppm前後まで上がった。
その状態で平衡に達し、つまりはいつでも0.1ppm前後だった。
だが今回の測定では換水後12日を経過してもリン酸塩値は0.058ppmだ。
理由は何だろう。
リン酸吸着剤は、カミハタのものをREEFER250のカートリッジに入れている。
オーバーフローしてきた水が必ず通る部分で、コットンフィルタやメッシュフィルタもセットできる。
これは従来から同様で、吸着剤などを入れるのにちょうど良い。
カミハタの吸着剤は粒状が大きいのでプラスチック製のカートリッジからこぼれ落ちる事もない。
サンプ槽にはメッシュバッグに入れてシーケムフォスガードを沈めてある。
これは従来は、メッシュフィルタに入れて(プラスチック製カートリッジではこぼれ落ちてしまう)セットしていたものだ。
カミハタのものをカートリッジに入れたので不要になったが、未だ効果は残っているだろうと言う事でサンプ槽に沈めてある。
こうした吸着剤の効果でリン酸値がコントロール出来ている可能性もある。
ただし従来は吸着剤を使っても0.1ppm前後まで数値は上がっていた。
吸着剤説よりも可能性が高いと思うのはほぼ毎週行ってきた大量換水である。
同時にサンプ槽のデトリタスなども吸い出すようにしている。
総水量約240リットルの水槽(&サンプ槽)から170リットル程度を排水して天然海水を足していく。
天然海水の量は220リットル前後、水槽やサンプ槽がいっぱいになってからは排水しながら天然海水を足していく。
デトリタスには多量のリン酸が含まれている事は実験で分かっている。
そのデトリタスなどを換水ごとに吸い出している。
結果としてリン酸塩を含む物質が水槽外に排出されたというわけだ。
魚が減った事もリン酸塩の上昇を抑えている。
餌の量もそれなりに減ったわけだし。
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