- 2019年8月 4日 13:11
セブンペイの失敗は経営陣の失敗だとも書かれた。
不正利用に関しては「他社などから漏れたID/PASSWORDを使ったリスト型攻撃」だとした。
gooの時もそうだったが、外部から漏れた事にしておくというのがセオリーである。
一方で7Payにそのまま使われた7iDは「セキュリティレベルは十分な水準に達していると内外から評価がある」と、訳の分からない事を言っている。
その7iDのセキュリティレベルが低かったから今回の事件が起きたのではないか。
それとも電子マネーの水準にはないが、単なる会員サイトとしての運用レベルなら十分だとでも言いたいのか。
この、「セキュリティレベルは十分な水準だ」という言葉は様々な場面で何度も語られた。
後藤克弘副社長は未だに7iDのセキュリティレベルが問題ないと、本当にそう思っているのかも知れない。
経営陣がシステムの全てを理解する事は難しい。
孫さんは異分野の事でもかなり勉強するが、一般企業の社長はそうではない。
従って後藤克弘副社長自身が悪いと言うより、取り巻く連中がそう吹き込んでいると考えた方が合理的だ。
だが、考える力のある人間であれば「セキュリティレベルは十分な水準に達している」と言われても本当かな?と思うはずだ。
セキュリティレベルが十分なのに何故トラブルが起きたのか?トラブルが起きたと言う事はセキュリティレベルが十分ではなかった証拠ではないのかと考える。
しかし後藤克弘副社長はそれを考えようとしない。
損害金に関しても「保険には入っていない」が、「たいした額ではない」と言い、今後又電子決済を検討したいという。
各コード決済企業がバラまく広告宣伝費に比較すれば数千万円はたいした額ではないと言う事なのだろうが、顧客に対する迷惑だとか個人情報やカード番号の漏洩、信頼の失墜は我関せず的でもある。
二段階認証を採用しなかった事に関して顧客の利便性を優先したと言い、不正利用発覚後も7Payを運用し続けた事も顧客の利便性を優先したと言った。
ここで言う顧客の利便性とは店舗の売り上げの事であり、決してカスタマーファストではない。
ちなみにnanacoは大きなトラブルは起こしていない。
しかしセブンイレブン側はnanacoから7Payに移行させるべくnanacoのポイント還元率を下げた。
後藤克弘副社長は7Payこそがディジタル戦略の要だと、廃止が決まってからも吠えた。
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