- 2019年8月23日 12:09
ヘッドに過度の歪みが認められた場合は面研に出すしか無い。
規定は30μmだったと思う。
面研に出すとなるとインマニやエキマニを外さなくてはいけない。
インマニは良いとして、エキマニがうまく外れてくれるかどうか。
ウチにあるシックネスゲージって30μmは測れたっけ。
で、確認してみると最低厚さが40μmmだった。
家庭用のアルミフォイルの厚みが12μmだそうなので、10μmのシックネスゲージは相当薄い事になる。
普通のレベルのシックネスゲージの厚さ公差は薄いものの場合で±5μm程度だそうなので、10μmとか20μmのゲージの誤差は相対的にかなり大きい。
JISでの規定に沿った製品では10μm〜60μmの厚さのものの誤差は±3μm以下と定められている。
ホビー用と言ってはアレだが、普通に売られているシックネスゲージセットが千円〜3千円くらいなのに対してJIS品は4万円位する。
ちなみにエンジンのシリンダの油膜の厚さは数μmだそうだ。
誤差はあっても測れないと何も出来ないので、20μmから測れる(ごく普通の価格の)シックネスゲージを注文した。
バルブ類も全部外すのでステムシールも交換出来る。
エキゾーストバルブは痩せていないだろうか?
ステムシール:09289-05012
インマニガスケット:13119-73G40
エキマニガスケット:14181-78F50
そこまでやるならピストンも?
ピストンリングセット:12140-73G01
コメント欄でヘッドボルトは再使用か?といただいた。
再使用出来ると思って疑いもしなかったのだが、使用回数に制限があったり(使用時間が長いと)伸びたりするらしい。
高いものではないので交換しておく事にした。
注文はしたが在庫切れで納期が来週になるとなっている。
ついでにオイルクーラーガスケットも発注した。
ここはオイル漏れが起きやすいそうなので、ヘッドを外した時にアクセス出来れば交換しておこう。
ターボチャージャーも外さないと無理かも知れないけど。
スクレーパーは金属製のものが3本あるが、硬質樹脂製のものも買った。
形状違いや固さの異なるものなどが欲しくなる時がある。
軟質樹脂製のものはエンジンバラしでは余り使う事は無いと思うが、硬質樹脂のものはアルミに傷を付ける心配が少ないので便利だ。
それでも使っていると先が丸くなるので、機会あるごとに買い換え(安いものなので)が良い。
間違えて注文したものに気づいた。
エキマニとタービンの所から外すので、その部分のガスケットが必要だ。
再使用は出来るだろうがガスケット類は交換しておきたい。
購入したのはタービンの出口側のガスケットだった。
タービンを外すとなると必要になるけど。
もう一カ所、ヘッド後部に付いている冷却水の出口の所のガスケットも注文しておいた。
ホースを外せばガスケットはそのままだが、ホースを外さずにヘッドとウォータアウトレットパーツを分離するならガスケットが必要になる。
写真は安物の工具セットである。
右のものはかなり以前から使っているもので、それでも2代目だ。
よく使う10mmなどは別途ちゃんとしたものを買ったし、ラチェットハンドルも単体で買ったものだ。
左は余り使っていないもの、ディープのソケット付き。
ただこれも、よく使うものは別途揃えてあるので余り使っていないというわけである。
セットものは安くて良いのだが、よく使うソケットなどは傷みが早いので買い換える。
逆に、余り使わないものは工具セットのもので事足りる。
滅多に使わないサイズだけれど無いと困る、そんな時のための工具セットだ。
- Newer: Twitterへの投稿とIFTTTサービス
- Older: 太陽光発電と自動運転車
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。