- 2019年8月24日 13:11
ピストンも引っこ抜いてオイル戻り穴の掃除もしたい。
オイル上がりはないので詰まってはいないと思うが、走行距離が走行距離なので全ての穴が詰まっていない保証は無い。
ピストンを掃除するならリングも変えたいとなる。
まあピストンよりもバルブの方が大切だろうなぁ。
ピストンをいじる時間があるならバルブをすりあわせろと言われるかも知れない。
そうだ、コンプレッションも測ってみよう。
このエンジンはヘッドカバーの上にインタークーラーが乗っているので、それを外さないとプラグ交換も出来ない。
一番奥のイグインションコイルがこれまた外しにくい。
コンプレッションの下限は9kg/cm2、標準が12kg/cm2で気筒間差が1kg/cm2以内ならOKだそうだ。
早速測ってみると、1番から9.5kg/cm2、9.7kg/cm2、10kg/cm2だった。
決して高くはないが下限を割っていない。
上記数値は冷間時のものである。
暖機後にコンプレッション測定を行うと、オイル粘度の低下と膨張による密着性改善などで1割ほど数値が高くなると書かれているページがあった。
イグニションプラグが白いなぁ。
きつね色よりもっと白い。
気筒ごとの焼け方の差はない。
バルブは、これをいじるためにはインマニとエキマニを外さなければいけないのがネックなのだ。
インマニはガスケットが固着していると言うし、エキマニはネジが緩むかどうか。
リビルドエンジンに関しての記事があった。
最近のリビルドエンジンはコストの関係もあって品質のばらつきが大きいと書かれていた。
使えるものは使い回して組み立てるわけで、基準値内であれば修正はされない。
それこそコンプレッションが9kg/cm2のエンジンと12kg/cm2のエンジンでは違いもあるだろう。
メタルやピストンクリアランスも上限ギリギリなら打音が出るかも知れない。
それを納得して使うのと、完全なリビルドエンジンを求めて買うのでは当然思いが違ってくる。
だからウチ(その整備工場)では素性の分かったリビルドエンジンしか使わないと書かれていた。
ジムニー用のリビルドエンジンはかなり値段が高い。
しかし同じK6ターボエンジンでも他車種用なら半額以下で買える。
ボルトオンで付くエンジンもあるが、この辺りは経験がものを言う部分だそうだ。
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