- 2019年8月31日 13:08
腰下部分はいじらずにおこうかと思ったのだが、どうしてもピストンの様子を見てみたかった。
ネジを2本外せば抜けるのだから、抜いた。
以前車屋さんに聞いた時に、ピストンは上には抜けないよと言われた事があった。
ボアに対して大端部が大きいのか、エンジンによって違うのかも知れない。
抜いたピストンは、まあ標準的な汚れだろう。
ピストンリングはトップリングと2ndリングは固着していなかったが、オイルリングはスムーズには動かなかった。
オイルリターンの穴も、少なくともインテーク側は詰まっていない。
エキゾースト側は黒く見えるが、細いワイヤーを通してみると詰まっていない事が分かった。
詰まってはいないが狭窄はあり、2mmのキリで揉むと固形物がパラパラと落ちた。
リングは再使用を考えたのだが、せっかくバラしたので変える事にした。
シリンダのクロスハッチは残っていた。
テカテカになっている部分があればハンドホーニングしようと思ったのだが、その必要はなさそうだ。
高負荷運転を続けるとか、空ぶかしやタクシーのようなアイドリング運転時間が長いとシリンダの一部がテカテカになる。
ごく普通に使っていると15万キロ走行でもクロスハッチは残っているものだなと感心する。
ただこれは車というかエンジンによって異なると思う。
設計によるものなのか使用状況によるものなのかは定かではない。
メタルも問題はなさそうだ。
本来はプラスチゲージなどでクリアランスを測るのだろう。
やらないけど。
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