- 2019年9月 5日 12:13
写真は上がインテークバルブで下がエキゾーストバルブだ。
当たり面は指で触って分かるほどザラザラである。
EXバルブは1本約2.5千円、INバルブは約1.7千円だ。
バルブは交換したいところだが、じゃあバルブシートは修整しなくて良いのとなる。
結局やり始めたらキリが無い。
面倒だからやめよう、コンプレッションだって規定以上あったではないかと自分に言い聞かせる。
こんなバルブの状態でもエンジンって動くんだなと感心する。
ジムニーのK6Aエンジンでは放熱性の関係か、2番シリンダーの排気バルブが痛みやすいのだそうだ。
直径などは測ってみたが、各バルブに差は無かった。
バルブは走行距離に応じてカーボンを噛んだりして劣化していく。
徐々に圧縮漏れが起きるようになり、パワーダウンするのだろう。
高回転を多用しがちな軽自動車で10年/10万kmを超したらオーバーホール時期だと書かれているページもある。
それでも走らなくなるわけではない。
2tトラックで50万km、大型トラックだと100万km以上も走るのだそうだ。
当時25歳くらいだと思ったが、エンジンをチューニングしている人がいた。
自分でやっているわけではなくショップでエンジンを作って貰っていた。
だが制作過程でより良いパーツが出て来たり、或いは仕様を変える事でもっとパワーが出るなどの情報が入る。
するとそこで方針変更、そのパーツを使って組み直す。
私が知っているのは数年程度だが、結局その数年でエンジンは完成しなかった。
完成を夢見ながら数百万円を投じ、しかし結局はポルシェか何かを買ったんじゃなかったかな。
決めた時点の仕様で我慢しなければ、作業は無限に増えていく。
そりゃあ誰だって完璧を目指したい。
だけれど完璧など、幸せの青い鳥なのだ。
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