- 2019年10月21日 13:09
ORP(酸化還元電位)計は006Pの乾電池で動作している。
以前にスイッチングタイプの9V電源に接続したら、ノイズが乗って表示がめちゃくちゃになった。
ORP計は±1999mVの単なる電圧計なのだが、入力インピーダンスが100MΩ以上あるのでノイズが乗りやすい。
ACアダプタ仕様で設計されていれば良いのだろうが、元々乾電池仕様なので電源ノイズには強くない。
おそらく内部で5V程度の電圧にLDOで落としていると思うのだが、それでもダメだ。
安定化電源で動作させれば安定した表示になる。
電圧が7.5V以下になるとローバッテリーの表示が出て、6V程度までは動作する。
006Pのアルカリ電池で約1ヶ月動作し続ける。
006Pは110円(100円ショップ)なので年間12個使っても1,320円でしかない。
充電式電池もあるのだが安くはない。
今は余り見かけないNi-MHタイプは6セルの7.2V版と7セルの8.4Vがある。
欠点は容量が少ないことだ。
Li-ionだと2セルの7.6V版とDC-DCコンバータ内蔵の9V版があるが、DC-DCのノイズが出るらしい。
スイッチング電源タイプのACアダプタではダメだが実験用の安定化電源なら大丈夫だ。
ならば12Vのスイッチング電源の出力をLDOで9Vに落としたらどうだろうか。
LDOは3.3V出力用と5V用しか手持ちがない。
ならば仕方が無い、3.3VのLDOに78L05の電圧を足して8.3Vにしてやろうではないか。
と言うことで以前に購入した基板付き3.3V LDOと78L05を組み合わせた。
スイッチングノイズはかなり取りにくく、LDOもスッポ抜けてくるかも知れない。
コンデンサを入れた所で、コンデンサのESRとスイッチング電源の出力インピーダンスとどちらが低いと思ってるの?なんて言われそう。
L/Cフィルタでも入れれば良いのだろうが、大きさ的にもなぁ。
ORPメータの消費電流が少ないのでCRフィルタでも良い。
スイッチング電源→CRフィルタ→シリーズパスレギュレータとすればレギュレーションは悪化しない。
とりあえずはCRフィルタ無しで組み立てて実験してみる。
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