- 2019年11月26日 12:11
一般乗用車としてはトヨタ初となるEVは来年にも市場投入される。
UX300eはコスト重視なのか、モータ出力もバッテリー搭載量も控えめである。
日産リーフが160kWのモーターと62kWhのバッテリーを搭載し、車両重量は1.7t弱である。
対するUX300eは150kWのモーターと54kWのバッテリーを搭載し、車両重量は1.9tだという。
試乗記を見るとゼロ発進加速は速くないとある。
バッテリー保護か何かでパワーコントロールしているのか、それとも絶対的なトルクが不足しているのか。
EVはエンジン音がないので静かだ。
静か故に風切り音やNVHが目立つ。
通常の内燃機関動力車では気にならないそれらが、EVでは耳障りになる。
BENZのEQCではサスペンションセッティングの変更や風切り音対策を新たに行ったという。
ドイツ車、特にBMWはあくまでもフラットな乗り心地を信条としている。
BENZはBMW程ではないが、それでもフラットな乗り心地である。
所がEQCではその路線?を変えたのか、フラット感を犠牲にしてもNVHの低減を行ったそうだ。
動力源が静かなのならば、他のノイズも徹底的に減らす作戦だ。
UX300eは違った手法を採る。
ガソリンエンジン搭載の一部モデル同様に、車室内にスピーカーから疑似音を出力する。
ガソリンエンジン車の場合はエキゾーストノート的なものなのだろうが、EVの場合はインバータノイズ的ものか。
この音による刺激でドライバーの気分は盛り上がるとトヨタはいっている。
UX300eはレクサスブランドで中国市場に投入する。
国内でも米国でもなく、中国市場だそうだ。
日本国内での販売は中国での様子を見ながら、2021年頃になるらしい。
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